2022.09.09 12:00詩「セカイ」もしも この世界に嘘がなければどれだけ 幸せな世界になるだろうだけど 綺麗事ばかり つまらないアル=カポネによく似た男は言うもしも この世界に涙がなければどれだけ 非常な世界になるだろうだけど 独裁者ばかり 恐ろしいソビエトに生まれた かつての少女は言うもしも この世界の人間が全...
2022.09.09 12:00詩「Ms.」仕事終わりシャンドン片手に Rendez-vous都会のBARで Funny Time稼いだMoney 消えていくそんな毎日 繰り返す今日もBARに 入り浸り酒に溺れた Funny Boyその時 見えた Cute Girl翻弄されるオトコたちクールな仮面が眩しい夜の街 痺れる 一...
2022.09.09 12:00詩「削除」あの発言が 取り消せるならたぶん 今も僕は君と暮らしているだろうだけど 取り消せない決断が僕の後悔を増幅させてしまう都会のバーで 酒に溺れて見知らぬ女に 惚れてしまい汗水垂らして 稼いだ金はグラマラスな香りとともに 消えていくこの日々も やり直せるならどんな風に この札束を使うの...
2022.09.09 12:00詩「影」影が見えます今にも消えそうなくらい薄い影ですどんな言葉さえも 透き通ってるように俺を通り過ぎてゆく君が好きだった消えかけの幻想はオリオン座が去っていくあの夜空に消してしまおうすれ違う君の笑顔は あまりに眩しくて巡り会えた それだけで十分に思えてきた揺れ動く意志は脆く 弱いもの俺は...
2022.09.09 12:00詩「光」もし 君を光と呼ぶなら僕が影でも全然構わないたとえ 宇宙の対岸に君がいてもこの輝きを見逃さないから愛という言葉を信じなかった少年時代誰の声も聞こえなくてただ 理想だけ 追い求め自分勝手な奴だと思われてた思い出すだけで 辛くなって何も言えなくなっちゃうけど君だけは 傍にいてくれたあ...
2022.09.09 12:00詩「街」故里の街並が遥か彼方へ 消えていくだけど 桜蕾だけは温かく 送り出してくれたわたしが決めたことだから後悔はないけどもう何処にも 頼れる場所はないんだって自分に言い聞かせたいつもの電車も もう乗ることはないんだねそう思うと 涙溢れてこれでいいのかな 自問自答 繰り返しこれで良いんだ...
2022.09.09 12:00詩「瞳」僕らが出逢ったのは 初めてのクラス替え充実してた スクールデイズ 変わってしまうのかと 不安ばかりふと教室を 見渡してみると 長い黒髪の君がいた偶然 僕らは同じ授業を取ってることに気付いたその中で 僕は初めて君と喋った君が意外と綺麗なことに気付けた新しい発見ばかりいつしか僕らは一...
2022.09.09 12:00詩「夢」ふたりだけの教室でわたしたち 夢を語り合ったよねギターのこと 部活のこと誰よりもまっすぐな瞳で眩しい陽射しが 白い肌を焼いたあの素晴らしい夏は 二度と戻らないだけど ずっと二人は一緒だからふたりでいたから どんな困難も乗り越えることが出来たのだからこれからも 共に生きていきたいひ...
2022.09.09 12:00詩「愛」ずっと五人は一緒だったそんな時間も 今は過ぎていった過去どんなときも 苦楽を共にした僕たちは いつしか別々の道を歩き始めたんだ幼馴染みが離れ離れになって失ったもの 気付いてしまった愛されるもの 愛される人 全力の愛が集まる場所気付かぬうちに 消えてしまった すべての繋がりが愛しい...
2022.09.09 12:00詩「翼」翼があれば 何処へでも行ける当たり前のことだけど今の僕には 折れた翼だけ世界の広さを知る由もないかつての友や恋人が懐かしい僕もきっと大人たちのように自分を捨ててしまうのだろうか怒りと不満だけが募っていく折れた翼を片手に どんな夢を叫んでも誰も振り向いてくれないけど僕は僕でいたい ...
2022.09.09 12:00詩「夏のともしび」消えかけた ロウソク夏を偲んでる強い風 吹き抜けて髪を揺らせば旅へ出た 恋人の笑顔脳裏によみがえる黄昏の街で 別れたあの日引き止めていればと後悔が止まらない雲隠れ 見えぬ星空もし 君がそこにいるなら僕の声 聞いてほしい思い出す度 流れる汗は何時も君想う永遠 恋のかたち左手首の傷 ...
2022.09.09 12:00詩「双繋星(そうけいせい)」出逢ったときから 感じていた運命を繋ぎ合わせて僕らの愛は 永遠になる誓ったのは 星空の降る夜愛想笑いが 嫌になってあの日の僕は 苛立っていたあんなに好きだった 君のことさえもつい 邪気にしてしまったんだ人に当たるなんて最低なヤツだよね僕には周りが見えてなかった 目の前にいる君の涙...