詩「夢」
ふたりだけの教室で
わたしたち 夢を語り合ったよね
ギターのこと 部活のこと
誰よりもまっすぐな瞳で
眩しい陽射しが 白い肌を焼いた
あの素晴らしい夏は 二度と戻らない
だけど ずっと二人は一緒だから
ふたりでいたから どんな困難も
乗り越えることが出来たのだから
これからも 共に生きていきたい
ひとりでいたなら 孤独に負けてしまう
そんな わたしの友になってくれた
あなたと 夢を追いかけるんだ
黄昏の公園で
わたしたち ギターを練習したよね
響けこの音色 響くアルペジオ
誰よりも まっすぐ夢を信じていた
ふたりでいるから どんな苦しさも
諦めないで 頑張れたのだから
これからも 共に歩んでいきたい
ひとりが寂しくて もう耐えられなかった
そんな わたしと共に 夢 追いかけてくれる
あなたと あの場所を目指すんだ
ふたりでいたから どんな困難も
乗り越えることが出来たのだから
これからも 共に生きていきたい
ひとりでいたなら 今の自分はないと思うから
ずっと あなたと歌い続けたい
あなたと 夢を追いかけるんだ
詩集『Poetry Essential Vol.02(2017)』より
作:坂岡 優
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