詩「双繋星(そうけいせい)」
出逢ったときから 感じていた
運命を繋ぎ合わせて
僕らの愛は 永遠になる
誓ったのは 星空の降る夜
愛想笑いが 嫌になって
あの日の僕は 苛立っていた
あんなに好きだった 君のことさえも
つい 邪気にしてしまったんだ
人に当たるなんて最低なヤツだよね
僕には周りが見えてなかった 目の前にいる君の涙も
夜空の星を見上げる度に 君を思い出してしまう
そして 溢れてきた涙の意味は 戻れない時の切なさ
同じ場所で輝いている 双子の星に愛を叫ぶ
別れたときには わからなかった
キミの涙の意味が
どんなに時が 過ぎていっても
あの日を 僕は忘れない
もしもやり直せるなら 君とやり直したい
そして 僕は全力で君を愛したい 力尽きてしまうほど
この場所で煌めいている 双子の星に想いを映す
「君と出逢えた」
それだけで 僕は幸せを感じてる
そして 溢れてきた涙の意味は 戻れない時への後悔
同じ場所でときめいていた あの日にもう一度戻りたい
夜空の星を見上げる度に 君への愛を思い出してしまう
そして 溢れてきた涙の意味を ずっと感じていくことだろう
同じ場所で輝いている 双子の星に愛を叫ぶ
ずっと 君を好きでありたい それだけは許してほしい
出逢ったときに 感じていた想いは
あの双子の星が 今は映し出してる
いつか また僕らが 繋がれることを信じて
詩集『Poetry Essential Vol.02(2017)』より
作:坂岡 優
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