詩「光」
もし 君を光と呼ぶなら
僕が影でも全然構わない
たとえ 宇宙の対岸に君がいても
この輝きを見逃さないから
愛という言葉を
信じなかった少年時代
誰の声も聞こえなくて
ただ 理想だけ 追い求め
自分勝手な奴だと思われてた
思い出すだけで 辛くなって
何も言えなくなっちゃうけど
君だけは 傍にいてくれた
あの時 僕は僕らになった
どんなに時間が過ぎたとしても
この光は消えない
信じることで もっと強くなる
詩集『Poetry Essential Vol.02(2017)』より
作:坂岡 優
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