詩「光」

もし 君を光と呼ぶなら
僕が影でも全然構わない
たとえ 宇宙の対岸に君がいても
この輝きを見逃さないから

愛という言葉を
信じなかった少年時代
誰の声も聞こえなくて
ただ 理想だけ 追い求め
自分勝手な奴だと思われてた

思い出すだけで 辛くなって

何も言えなくなっちゃうけど
君だけは 傍にいてくれた
あの時 僕は僕らになった

どんなに時間が過ぎたとしても

この光は消えない

信じることで もっと強くなる

詩集『Poetry Essential Vol.02(2017)』より
作:坂岡 優

Yuu Sakaoka Lyrics Library

ここでは、創作家・坂岡 優が2016年より発表してきた詩を一作品ずつご覧いただけます。

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